「スパイスカレー」のレシピ
本格的なのに作りやすい「スパイスカレー」がおうちで楽しめます。
スパイスの効能と食品添加物・小麦粉不使用で健康効果も高いです。
「ひみりかレシピ」のコンセプト
建設エンジニアや調理師、食生活アドバイザーなんかの知識・経験をフル活用して、構造物を設計するみたいに本気で考えたレシピです!
ひみりかレシピのコンセプト
➊美味しさ・健康・時短・出来栄えの調和を目指す
➋「全体工程表」で分量と手順がひと目でわかるようにする
➌加工食品や食品添加物入り調味料を なるべく使用しない
➍コツや注意する点を余すところなくお伝えする
材料(3~4人分)
- 鶏もも肉|1枚(300~400gくらい)
- 塩胡椒|少々(お肉の下味用)
- 玉ねぎ|1個(約250g)
- ニンジン|1/2本
- トマト|1個
- 生姜|25g
- にんにく|10g
- 米油|大さじ2くらい
- カレー粉|10g
- クミン(パウダー)|2g
- コリアンダー(パウダー)|2g
- チリペッパー(パウダー)|0.5g
辛いのが苦手な場合は、少なくするか、なしにしてください。 - 水|500ml
- 塩|小さじ2
- コンソメ|小さじ2
- 粗びき黒胡椒|好きなだけ
- ハーブミックス|小さじ1
- バター|10g
- 米粉と水|米粉 大さじ2と1/2+水 大さじ4
- ピーマン|お好みで(トッピング用)
- パプリカ(赤黄)|お好みで(トッピング用)
- 白ご飯|お好みで
健康に気を使うなら、まずは調味料から!
ひみりか家で使っている調味料でーす
お塩は、食塩(精製塩)ではなく 自然塩(ミネラル分を多く含んだ塩)がオススメです。
カレー粉は、小麦粉や食品添加物が入っていないものがおススメです。
コンソメは、食品添加物や化学調味料を使用していないものがおススメです。
「光食品」さんの「チキンコンソメ」の場合、液体ですので 1袋10gが顆粒コンソメ小さじ2くらいに相当します。
つくり方(3~4人分)
- 玉ねぎ1個を薄切りにする。
- トマト1個を角切りにする。
- ニンジン1/2本、生姜25g、にんにく10gをみじん切りにする。
- 鶏もも肉1枚をひと口大(2~3センチくらい)に切る。
- フライパンに油をひき、①の玉ねぎと、③の人参と、少量の水(分量外)と、塩(分量外)を加えて強火で炒め、タマネギが飴色になったらいったん取り出す。
玉ねぎが焦げないように少量の水を何回も足しながら、強火で炒めてください。
塩を加えると、玉ねぎの水分が飛びやすくなって時短になります。
飴色にすることよりも焦げない方を優先して、薄めの飴色を目指してください。
- フライパンに油をひき、④の鶏もも肉に軽く塩胡椒をして皮目から焼き、両面 焼き色がついたら、いったん取り出す。
中まで火が通ってなくても大丈夫です。
- フライパンに油をひき、③の生姜とニンニクを香りが立つまで弱火で炒める。
焦げないように注意してください。
- ⑦に、⑤の玉ねぎ・ニンジン、少量の水(分量外)、スパイス(カレー粉10g、クミン2g、コリアンダー2g、チリペッパー0.5g)を入れ混ぜて、弱火~中火で5分くらい炒める。
ここがこのレシピの肝です。しっかり混ぜ合わせて炒めることで スパイスの香りを引き立ててください。
パウダー状のスパイスは焦げやすいので、焦げないように 少量の水を何回も足してください。
⑩以降の煮込みの段階で入れると香りが薄くて粉っぽくなっちゃいます。
- ⑧に、②のトマトと、⑥の鶏もも肉を入れて、混ぜ合わせる
- ⑨に、水500ml、塩小さじ2、コンソメ小さじ2(10g)、あらびき黒コショウ少々、ハーブミックス小さじ1を加え、蓋をして15~30分くらい煮込む。
市販のカレールーのようなトロミではなく、さらっとした感じになります。
具材に火が通ればいいので、煮込みは省略してもかまいません。
- ⑩を煮込んでいる間に、別のフライパンでピーマン、パプリカ炒める。
トッピングなので、なくてもOKです。
- 米粉 大さじ2と1/2を水 大さじ4で溶かして⑩に入れ、バター10gを加えて、よく混ぜる。
- お皿に白ご飯と⑫を盛り付け、⑪をトッピングしたら完成です。
ひみりか家の「スパイスカレー」
作っている最中から家中にスパイスの香りが広がるので、インド料理屋さんみたいになります。
お腹が空いて 待ちきれなくなると、みんなテーブルでスタンバってます。
食欲をそそる香りと奥深い味なので1度食べるとヤミツキです。
大量にできないので、毎回 おかわりの争奪戦になっちゃいますけど💦
おすすめポイント
本格的なスパイスカレーがおうちで楽しめる
スパイスとハーブと調味料をいい感じに組み合わせているので、辛味・甘味・酸味・旨味・塩味が絶妙に合わさって、奥深い味わいになります。
なので、インドカレー屋さんのような スパイスのハーモニーが味わえる本格的なカレーがおうちで楽しめちゃいます。
カレーが好きなら、1度作れば確実にハマりますよー
これスパイスの香りがすごくて、ホント ハマるよー
でしょー 本場の人が作った感じでしょ!
専門店で買ってきたって言っても絶対信じちゃうレベルだよ。
食品添加物と小麦粉を使っていないので とってもヘルシー
市販のカレールーの中にはたくさんの化学調味料や小麦粉、油が入っていて、全体の40%くらいを占めているそうです。
その点、このスパイスカレーには食品添加物が一切入っていませんし、小麦粉も使ってないので グルテンフリーです。
シンプルな味付けで、素材の旨味とスパイスの香りがメインなので、とってもヘルシーです。
こんなに美味しいのに化学調味料が一切入ってないんだね。
化学調味料は美味しくて楽だけど、体への長期的な影響が心配だもんねー
健康効果が高い
カレーのスパイスは、薬として扱われてきたものが多いので、薬膳の一面もあります。
食欲増進や整腸作用などの効能があり、肝機能や冷え性の改善にも効果があるので、美味しいうえに 健康効果まで期待できちゃいます。
薬膳料理って言って出すと喜ばれそうだね。
味も健康もすごいから、実は最強のメニューかも。
意外と短時間でできる
カレーと言えば、煮込んだり一晩寝かしたりして とろみをつけて味を深めていくので、けっこう時間がかかります。
でも、スパイスカレーはスパイスの香りがメインですし、とろみもほとんどつけないので、煮込むより炒めるって感じです。
なので、意外と短時間でできちゃいます。
長時間煮込んでるイメージだったけど、煮込んでないんだね。
煮込まないのにこんなに奥深い味になるから、スパイスってすごいよねー
工夫したこと
使うスパイスをシンプルな組み合わせにした
カレーのスパイスはかなり奥が深くて、プロやこだわる方は 10種類以上使うこともあります。
しかも、同じ種類のものでも、シード(種子)とパウダー(粉末)を両方使うことが多いです。
でも、家庭でこれだけのスパイスを揃えるのは大変ですし、たくさん組み合わせると難易度が格段に上がります。
なので、既にカレー用のミックススパイスとして配合が完成している「カレー粉」をベースにして、それに最小限のスパイス(クミン、コリアンダー、チリペッパー)を加える組み合わせにしました。
その分 お手軽で再現性も高いので、家庭で月1~2くらいで作るには最適だと思います。
カレー粉ってカレールーの粉版じゃないんだね。
そうだよ。いろんなスパイスを混ぜ合わせたものだから、添加物が入ってないものも多いよ。
家庭でスパイスの香りを引き立てる簡単な方法を追求した
スパイスカレーは香りが命なので、香りを引き立てる方法をいろいろ調べました。
基本的には火を通せば香りが立ちます。
でも、スパイスは焦げやすいし、最後の方に入れると粉っぽくなるので、方法はさまざまで いろんな意見がありました。
なので、実際にいろいろ試してみましたが、水分がある状態で早いタイミングに使うのが1番香りが良かと思ったので、このレシピに落ち着きました。
スパイスを1番最初にフライパンで煎るってのも多いよね。
そうそう、でも、焦げそうだし 早すぎて香りが飛んじゃいそうだったから、やっぱりこのレシピのタイミングかなー
飴色玉ねぎを焦がさずに作る
カレーに欠かせないのが飴色玉ねぎです。
これにこだわる人も多いと思いますが、時間がかかるし、焦げやすいのが難点です。
なので、時短になって焦げにくい方法をいろいろ考えて、少しの水を足しながら炒める方法にたどり着きました。
あえて少し焦がして作る方法もありますが、焦げは健康によくないので、私は焦がさない方を優先です。
先にレンチンして水分を飛ばしてから炒める方法もあるよねー
それもかなり時短になるけど、炒め中に高温になりすぎて焦げちゃうんだよねー
お気に入りの調理グッズ
サラダスピナー
「スパイスカレー」にサラダを付け合わせれば、健康効果最強です。
なので、サラダセットがかなりおススメですが、野菜をよく洗って水を切る手間が増え、ザルだけでテキトーに水を切ると 水がかなり残ってしまいます。
そのままドレッシングをかけると、しゃびしゃびサラダです。
そんな時、サラダスピナーがあると便利です。
しっかり水が切れますし、他の手段では手間がかかりすぎるので、かなりオススメです。
サラダスピナーの使用感などはこちらで詳しく書いてまーす。
サラダのレシピはこちらの記事をご覧ください。
今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!