脂質(油)は悪者ではない!むしろ健康な体には良質な脂質(油)が不可欠です

みぃ

こんにちは~ みぃ です!

本やYouTubeなんかで得たことを少しずつ試しながら、健康にいいことをのんびりやっています。

いろいろ試してきた中で特に良かったことを、なにか健康にいいことを始めていこうって考えてる方のためにどんどん紹介していきまーす。

脂質は人間にある60兆個の細胞の細胞膜を作っているので 体や脳にとって超重要! ただし良質な脂質に限ります

ダイエットや健康な体のためには、脂質(油)を減らすといいっていう話はよく聞きますよねー 
実際、脂質0の食品はスーパーで健康食品として数多く売られてますし。

そんな中、毎年高齢の健康診断で、夫婦そろって体重なんかどうでもよくなるような悪い結果となりました。夫は165mmHgの高血圧で(もう計るの諦めて と言われてから さらに10回以上計りなおしての最低値)、私はLDLコレステロール(おぬしも悪よの~ の方)が引っかかってしまいました。

40代半ばを過ぎ、このままではまずい、何か食事で工夫せねばと思い、なんとなく調べていたところ、脂質(油)がとっても重要であるとの情報を得て、調べてみることにしました。
その結果、脂質(油)が影響してそうだということにたどり着きました。

なので、調べてわかったこと、実際に試したこと、試してわかった効果を紹介しまーす。 

ダイエット中の方や脂質が気になっている方、健康リテラシーの高い方にとって、かなり参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

好きなものを好きなだけ食べてたのがマズかったみたい。
体は食べたものでできてるって、ホント偉大な言葉だよ~~ 

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目次

調べたもの

主にこちらの本を参考にしました。

・守口 徹(著)(2020)『図解眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』日本文芸社
・アイザック・H.ジョーンズ(著),白澤 卓二(監修)(2016)
 『世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術』サンマーク出版
・内海 聡(著)(2015)『その「油」をかえなさい!』あさ出版

・そのほか、ネット上のいろんなサイトやYouTubeを参考にさせていただきました。

いろいろ調べてわかったこと

脂質は体にどんな影響があるのか

  • 脂質0っていうと、なんとなくヘルシーうれしーって感じなりますが、油は体に悪いものではなく、むしろ不足すると、脳機能の低下、記憶力・集中力の低下、イライラや不安、炎症が原因で起こる病気になりやすくなるなど、デメリットが多くなるそうです。
  • 逆に言うと、ちゃんと良質な脂質を摂れば、脳機能向上、活力が沸く、メンタル安定、アレルギー症状の緩和、髪や肌がきれいになる、病気になりにくくなるなど、いいこといっぱい!
  • なんでかと言うと、脂質は体にある60兆個の細胞の細胞膜を作ってて、脳の重さの60%もあるため、体や脳にとって超重要なものだからです。
  • また、脂質は体のエネルギー源でもあるんですが、糖質が基のエネルギーと違い、血糖値が激しく上下せず、満腹感も得られやすいため、太りやすい糖質よりもエネルギー源として優秀なんです。

早くポテチがエネルギー源として1番効率的になるように進化してほしいな~

  • 人間の進化的な話をすると、400万年前の原始時代では精製された砂糖やお米などから糖質を簡単に摂る技術がなかったため、人の体は主に自然にある食べ物(肉や木の実)から摂取しやすい脂質をエネルギー源としてきたのです。なので、その遺伝子を受け継いでいる私たちの体は、糖質をエネルギー源としてうまく働くようにはできておらず、脂質をエネルギー源とした方が自然で効率的になるようにできています。
  • でも、人の体に蓄えられる糖質のエネルギー(カロリー)は、脂質の20倍近くあって、しかも現代の生活では糖質を簡単に摂ることができてしまいます。
  • だから、糖質中心の生活から脂質の中心の生活にすれば、体が脂質をエネルギー源として使うようになって、400万年近くなじんできた人間本来のいい状態に戻り、健康状態も格段に良くなっていくってことです。

ファストフードやコンビニデザートは人類最大の発明だし美味すぎるから、食べ過ぎはしょうがないよ~ でも、たまの楽しみにするのがよさそう。

脂質をどのように摂ればいいのか

  • 脂質について少し専門的っぽくなりますが、脂質は飽和脂肪酸(肉やバターなど 比較的太りやすい)と不飽和脂肪酸に分けることができ、不飽和脂肪酸はオメガ3(青魚、アマニ油、えごま油などに多く含まれる)、オメガ6(サラダ油、ごま油、大豆油、マーガリンなどに多く含まれる)、オメガ9(オリーブオイル、アーモンドなどに多く含まれる)に分けることができます。不飽和脂肪酸をそれぞれをバランスよく摂ることが理想です。
  • そして、その中で特にオメガ3とオメガ6のバランスが重要なんですが、その摂取量の割合は1:2程度が理想であるのに対し、現代人は1:20以上になっているそうです。
  • それもそのはず、オメガ6は安価で扱いやすいため、外食や加工食品、お菓子などに多く含まれており、手軽に美味しく食べれてしまいます。
  • だから、オメガ3を増やしてオメガ6を減らすことが大事で、お菓子のように中毒性のある美味しいものの食べ過ぎはやっぱりよくないってことです。
  • 切りかえて、オメガ3を摂るには青魚、えごま油、アマニ油、ナッツ類が有効であり、青魚は週3回以上、えごま油・アマニ油は毎日小さじ1杯程度(非加熱)が理想だそうです。
  • それに加えて、オメガ6は外食や加工食品、お菓子などだけではなく、お米や小麦、豆類、魚にも含まれているため、注意していないと結果的に摂りすぎになります。
みぃ

美味しすぎるものには それなりに理由があるってことみたい。

  • そして、特に避けるべきオメガ6はトランス脂肪酸で、お菓子や菓子パンなど手軽なものに多く含まれ、安価で腐りにくい人工的に作られた油で、摂りすぎると心臓病のリスクが高まると言われています。
  • 気をつけたいのは、オメガ3は高価で熱に弱いので調理用には向かないため、青魚やナッツなどを食べるか、アマニ油やえごま油をサラダなどに直接かけて食べるようにするのがいいみたいです。
  • 1日に摂る脂質の量は、男性で50~120g程度、女性で45~90g程度だそうですが、ひとそれぞれ体型や好みが違うんだし、きっちりやりすぎとストレスで続かないから、要はトータルの量はあんまり多くなりすぎないようにして、それよりも、なるべくでいいからオメガ6を減らして、徐々にオメガ3を増やしていくことが良さそうです。

加工食品やお菓子が体によくないってことは縄文時代から聞いてるけど、手が勝手に動いて... オメガ3兄弟どの子を甘やかしてもいけないってことだね。

ひみりか家で実際に試してみたこと

①米油(オメガ3・6・9)

まずは炒め物や揚げ物に常用していたサラダ油(オメガ6が多い)を、オメガ3兄弟のバランスが良い米油に替えました。ホントはオリーブオイルにしたかったのですが、理由は後で。

米油はオメガ6をそれなりに含んでいるのですが、サラダ油よりも少なくて、なんといってもお米の甘い風味がどんなお料理にもマッチして、かなりいい感じです。健康のこと抜きにしても、このメリットは大きかったです。

➁アマニ油(オメガ3)

毎日、積極的に摂りたいオメガ3は、選択肢が多そうなアマニ油を選びました。

いろいろと調べた結果、重要なポイントは、
・低温圧搾法(コールドプレス法)
・遮光容器
・未精製
・オーガニック認証

でしたので、高すぎないで条件に合う「紅花食品 有機亜麻仁一番搾り」を選びました。
毎日、小さじ一杯をサラダにかけて、時にはそのまま飲んでます。

③オリーブオイル(オメガ9)

もうひとつ積極的に摂りたいオメガ9は、エキストラバージンオリーブオイル一択です。

ちょうど見ていたYouTubeでメンタリストDaiGoさんおススメの「KIRKLANDシグネチャー オーガニック エクストラバージン オリーブオイル」にしました。
基準が緩い日本で品質の高いオリーブオイルを選ぶのは難しいらしいので、詳しい方のおススメで、しかもコスパが良くて、助かりました。
こちらも毎日、小さじ一杯をサラダにかけて、時にはそのまま飲んでます。

いくつかのサイトでおすすめ1位になっていた「ニューサイエンス 亜麻仁油 フラックスオイル カナダ産370ml」も すごーく気になってますが、少しお高めで手が出なかったので憧れの存在です。

試してみて良かったこと

  • 脂質が多くなることで吹き出物がいっぱいできそうな気がしたけど、全然そんなことはなく、むしろ肌のつやが良くなったように感じました。
  • 胃もたれや腸の不調も心配でした、全くそんなことはなく快調そのものでした。かえっておなかの調子が悪子なることが少なくなりました。
  • そしてこれが1番大きいと思うのですが、油を多く摂っているという一種の罪悪感と、早めに発動される満腹感で、食べ過ぎることがなくなったため、ダイエットのつもりはなかったのに、1か月で2㎏のブニョブニョがなくなりました。
みぃ

脂肪0がいいっていう思い込みからくる罪悪感と、早めの満腹感で、結果的にダイエットになっちゃった!

試してみてイマイチだったこと

  • 炒め物や揚げ物の油をすべてオリーブオイルにしたかったのですが、オリーブオイルの風味が強くて和食や中華にビミョーに合わなくて、泣く泣く断念しました。

欧米育ちだったら合ってたのかも(T_T)

今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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