「ガトーインビジブル」のレシピ
甘酸っぱいりんごと カスタード生地の重ね合わせが絶妙の「ガトーインビジブル」
美しすぎる断層なのに お手軽にできて しかもグルテンフリーです!
「ひみりかスイーツレシピ」のコンセプト
建設エンジニアや調理師、食生活アドバイザーなんかの知識・経験をフル活用して、構造物を設計するみたいに本気で考えたレシピです!
ひみりかスイーツレシピのコンセプト
➊美味しさ・健康・時短・出来栄えの調和を目指す
➋小麦粉をなるべく使わず グルテンフリーを目指す
➌人工甘味料とトランス脂肪酸が含まれる食品を使用しない
➍コツや注意する点を余すところなくお伝えする
材料(18㎝の型)
- りんご|2個(約400g)
- 卵|2個
- 砂糖(てんさい糖)|50g
- 米粉|70g(小麦粉でもOK)
- 牛乳|70ml
- 無塩バター|60g
- 油|適量(型紙用)
- 粉砂糖|好きなだけ(仕上げ用)
- シナモンパウダー|好きなだけ(仕上げ用)
ひみりか家で使っている材料でーす
ひみりか家では ミズホチカラ使っています。
グルテンが気にならない方は小麦粉を使用してください。
砂糖は、比較的精製度合いが低く ミネラルやオリゴ糖も含まれている「てんさい糖」がオススメです。
用意する道具
- パウンドケーキの型(18㎝)
- ボウル 大中小を1つずつくらい
- スライサー
- 泡だて器
- 計量器
- 粉ふるい
- クッキングシート
- 温度計
- ゴムベラ
- 粉糖ふり 粉砂糖をまぶす用です。
つくり方(18㎝の型)
準備
- パウンドケーキの型にクッキングシートをセットする。
型に油を塗ってクッキングシートをピタッとさせると作業しやすいです。
- 無塩バター50gをレンジで溶かしておく。
- 米粉をざるや粉ふるい機で2~3回ふるう。
- 牛乳を30~35℃くらいにレンジなどで温めておく。
生地づくり
- りんごを4等分にカットし、スライサーで薄切りにする。
厚さ2~3㎜くらいで 厚さを揃えると、出来上がりの断面がきれいになります。
- ボウルに卵2個と砂糖60gを入れ、泡だて器で混ぜる。
- ⑥に米粉70gの半分を加え、泡だて器でよく混ぜる。
- ⑦に米粉の残りを加え、泡だて器でよく混ぜる。
- ⑧に牛乳70mlと②の溶かしバターを少しずつ加えながら、泡だて器でその都度混ぜる。
- ⑨に⑤のりんごを入れ、ゴムベラで混ぜる。
りんごが割れるときれいに仕上がらないので、できるだけ優しく混ぜてください。
- ①の型に⑩のりんごを丁寧に並べていき、何重にも重ねて並べる。
りんごの向きを揃えて整列させると、出来上がった時、きれいな断面になります。
きっちりきれいに並べすぎると りんごが浮いてしまいます。
なので、向きだけ揃えて、高さや隙間は少し不揃いなくらいがちょうど良いです。
- りんごを全部並べた後、ボウルに残った生地を上から入れる。
できれば、⑭のオーブンに入れる直前に泡だて器で混ぜて入れてください。
焼成
- オーブンを170℃(約50分焼く)に予熱する。
生地づくりは慎重に行った方が良いので、生地ができたこのタイミングでの予熱が良いです。
慣れてきたら 最初に予熱した方が時短になります。
- 予熱が完了したら、オーブンへ入れ、約50分焼く。
- 焼き上がったらオーブンから出し、そのまま粗熱をとる。
- ⑮の型の上からラップをかぶせて冷蔵庫に入れ、半日以上おいて しっとりさせる。
- ⑯を冷蔵庫から取り出し、型から外す。
- 粉砂糖とシナモンパウダーをまぶしたら完成です。
粉砂糖とシナモンはあった方が断然 美味しいです。
失敗しないポイント
- きれいな断面にするために、厚みを均一にし、できるだけ りんごの向きを揃えて並べてください。
- 向きも高さも隙間もきっちりきれいに並べると、りんご全体が浮いてしまって きれいな断面になりません。
なので、向きだけ揃えて、高さや隙間は不揃いなくらいがちょうど良いです。 - 牛乳は事前に温めておいてください。冷たいと、バターが固まったり、米粉が溶けにくくなったりします。
ひみりか家の「ガトーインビジブル」
りんごとシナモンのあまーい香りで 食卓に出すと、自然にみんなが集まります。
何重にも重なった断層が美しくて、「萌え断」間違いなしです。
お手軽なので、りんごがたくさんある時は、毎回作っちゃいます。
おすすめポイント
甘酸っぱいりんごとカスタード生地の重ね合わせが絶妙
薄切りのりんごとカスタード風の生地が何重にも重なって、口の中で美味しいハーモニ―が止まらないです。
りんごの酸味でさっぱり感もあるので、いくらでも食べられる状態になります。
重くないから、いくらでも いけちゃうんだよねー
それはわかるけど、僕だけいつも1切れ少ない気がするんだけど、、、
細かいことは気にしない!
とにかくお手軽でほぼコツいらず
材料とスライスしたりんごを混ぜて、型に入れて 焼くだけなので、お手軽にできちゃいます。
それほど見た目に拘らなければ、ざっくり混ぜて、テキトーに型に入れて焼いても、美味しく仕上がります。
とにかく簡単なのがありがたいです。
りんごをきれいに並べるとこは手間がかかりそうだね。
そうそう、だから面倒な時は いっぺんに型に入れちゃうんだー
美味しいことに変わりないから、時短にはもってこいだね。
米粉使用でグルテンフリーなのに感動的な美味しさ
小麦粉の代わりに米粉を100%使用しているので、小麦アレルギーやグルテンの影響が心配な方でも 安心して食べられます。
しかも、小麦粉よりもモチっとした食感になりますし、味の違いはほとんどわからないくらい美味しいです。
十分美味しいから、米粉って言われないと違いがわからないね。
グルテンの影響は気になるから、不安がない分 米粉の方が断然いいかも!
工夫したこと
りんごの厚みを均一にする
りんごをスライスする時、できるだけ厚みを均一にした方が、仕上がりきれいになります。
生地が均等にいきわたるので、仕上がりのムラもなくなります。
できれば、スライサーを使うのがおススメです。
不揃いでも味は十分美味しそうだよねー
でも、あんまりテキトーだと 生地がまわりきらずに空洞ができちゃうよ。
テキトーでも ある程度 厚さは揃えた方が良さそうだね。
スライスしたりんごをきれいに並べる
型の中にスライスしたりんごを並べる時、向きを揃えて 丁寧に並べると、美しい断面になります。
下から並べていく時に、四隅が均等な高さにならなくても問題ないです。
斜めでも 断層はきれいなので、高さは気にせず、向きを揃える方を優先してください。
萌え断への道はけっこう険しいんだね。
そうそう、だから 層がうまくできた時の達成感が嬉しいんだよねー
とにかくお手軽にできるレシピを目指した
お手軽スイーツを目指して、りんごを並べる工程以外は、とにかく簡単になるレシピにしました。
細かいコツがいらないので、お子さんと一緒にお菓子作りをする時にもおススメです。
確かにコツがいらないから 子供と一緒にできそうだね。
でも、あなたにはムリかなー
だいたいわかるよ。最後まで根気よく並べる自信がない、、、
しかも、並べるがメンドーになって、りんごをそのまま食べちゃいそうし。
激旨アレンジ
いろんなフルーツをサンドする
りんごの替わりに、イチゴやバナナなど 薄くスライスできるフルーツや、ブルーベリーのような小さなフルーツでも、きれいな断面になります。
彩りもきれいになるので、いろんな種類を使うと、いっそう美しい断面になります。
その分 手間は増えますけど、、、
フルーツが増えるとかなりプロっぽく見えるね。
型に並べる時の難易度が上がるから ちょっとハードル高いんだよねー
今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!