「ミラノ風チキンカツ」のレシピ
イタリアンの高級レストランで出てくるような「ミラノ風チキンカツ」が自宅で簡単にできちゃいます。
鶏胸肉なので コスパも最強です。
「ひみりかレシピ」のコンセプト
建設エンジニアや調理師、食生活アドバイザーなんかの知識・経験をフル活用して、構造物を設計するみたいに本気で考えたレシピです!
ひみりかレシピのコンセプト
➊美味しさ・健康・時短・出来栄えの調和を目指す
➋「全体工程表」で分量と手順がひと目でわかるようにする
➌加工食品や食品添加物入り調味料を なるべく使用しない
➍コツや注意する点を余すところなくお伝えする
材料(3~4人分)
チキンカツ
- 鶏胸肉|2枚(600~700g)
- 胡椒|少々(お肉の下味用)
- 粉チーズ|15g(バッター液)
- 卵|1個(バッター液)
- 米粉|大さじ2(バッター液 小麦粉でもOK)
- 牛乳|大さじ1(バッター液 お水でもOK)
- パン粉(細目)|50g(揚げ用)
- オリーブオイル|鶏肉が半分くらい浸かる量(サラダ油でもOK)
トマトソース
- トマト缶|1缶
- 玉ねぎ|1/2個
- にんにく|ひとかけ
- オリーブオイル|大さじ1
- ケチャップ|大さじ1
- コンソメ|小さじ2
- 胡椒|少々(ソース用)
- ハーブミックス|小さじ1/2くらい
オレガノやバジルでもOKです。
健康に気を使うなら、まずは調味料から!
ひみりか家で使っている調味料でーす
オリーブオイルは 健康効果の高い脂肪酸が含まれていて 酸化しにくいので、おススメです。
ケチャップは、ぶどう糖果糖液糖や保存料を使用していない無添加のものがおススメです。
お塩は、食塩(精製塩)ではなく 自然塩(ミネラル分を多く含んだ塩)がオススメです。
コンソメは、食品添加物や化学調味料を使用していないものがおススメです。
ひみりか家では「光食品」さんの「チキンコンソメ」を使用しています。
1袋10gが顆粒コンソメ小さじ2くらいに相当します。
つくり方(3~4人分)
チキンカツ
- 鶏胸肉(600~700g)を1~2㎝の厚さで そぎ切りにし、軽く塩胡椒を振る。
火の通りが早くなり、焼きすぎてパサパサになるのを防げます。
- バッター液をつくる。
粉チーズ15g、卵1個、米粉 大さじ2、牛乳 大さじ1です。
チーズが入っているので 少し少ないくらいがちょうど良いです
- バッター液に①を浸ける。
- ③にパン粉をつける。
- 揚げ用鍋にオリーブオイルを入れる。
多い方が温度が安定しますが、捨てる量も多くなります。
ひみりか家では 鶏肉が半分くらい浸かる量にしています。
- 中火くらいで揚げ用鍋を熱し、⑤を重ならないように入れる。
揚げ用鍋のサイズに合わせて 多くならないようにしてください。
- ⑥の鶏肉をこまめに裏返しながら 2~3分 揚げ焼きにする。
油が少なく温度が変わりやすいため、こまめに裏返してください。
また、熱くなりすぎないように、こまめに中火と弱火を切り替えて、火加減を調整してください。
- 揚げ色(きれいなキツネ色)がついて 火がとおったら、チキンカツを取り出し、油切りバットやキッチンペーパー等で油を切る。
- 揚げ用鍋の油に浮いている衣のカスを あく取りなどできれいに取り除く。
これをやらないと、次に揚げるチキンカツが美味しくできないです。
- ⑥~⑨を繰り返して、全部の④を揚げ焼きにしたら完成です。
- 残った油と衣は処分する。
油は調理で使用すると酸化するため 再利用は健康によくありません。
衣は鶏肉のカンピロバクターなどが付着して 食中毒になる恐れがあります。
トマトソース
- 玉ねぎ(1/2個)とにんにく(ひとかけ)をみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルと①のにんにくを入れ、弱火でじっくり炒める。
オリーブオイルに にんにくのいい香りがつけばOKです。
- ②に①の玉ねぎを入れ、中火で炒める。
- 玉ねぎに火がとおり、色が変わってきたら、トマト缶と調味料を入れる。
調味料はケチャップ大さじ1、コンソメ小さじ2、ハーブミックス小さじ1/2、胡椒少々です。
- よく混ぜて、少し煮詰めたら完成です。
盛り付け
- パターン1 チキンカツの上からトマトソースをかけてください。
- パターン2 お皿にトマトソースを入れ、その上にチキンカツをのせてください。
- お好みでハーブミックスをパラパラすると、香りと見た目がグレードアップします。
ひみりか家の「ミラノ風チキンカツ」
衣に粉チーズが入っているので、オリーブオイルやにんにくが入ったトマトソースが相性抜群すぎます!
鶏胸肉で贅沢な感じのレストラン風メニューができるので、家計にも優しくて、かなりリピしてます。
おすすめポイント
鶏胸肉が柔らかジューシーになる
鶏胸肉は火を通しすぎるとパサパサになってしまいますが、生焼けだと食中毒が心配です。
でも、薄くそぎ切りすることで すぐ火が通るようになるので、少し揚げ焼きするだけで 柔らかい仕上がりになります。
しかも 衣をつけて揚げるので、ジューシーで食べ応えのあるお料理になります。
分厚い鶏胸肉はパサパサになりがちだから 難しいよねー
でも、このレシピは簡単にジューシーになるから いいんだよねー
相性抜群のチーズとトマトソースで激ウマになる
トマトソースは、ニンニクをオリーブオイルでじっくり炒めて香りづけし、玉ねぎとトマトを加えて煮詰めています。
パスタにもよく使う王道のトマトソースなので、間違いない美味しさになります。
そのうえ、相性抜群のチーズが衣に入っているので、組み合わせた時点で激ウマ確定です。
ただのカツにケチャプをかけたのとは全然違うよねー
これだけ違うと 手間も惜しくないよ。でも ちょっとのことだから、全然気にならないけどね。
レストラン風のおもてなし料理になる
ただの安い鶏胸肉なのに、高級イタリアンっぽい見た目になるので、おもてなし料理やパーティー料理にも使えます。
特別な日じゃなくても手軽にできますし、お弁当のおかずにも使えるので、使い勝手が抜群です。
カツの下にトマトソースを敷くだけでも高級感がでるんだよねー
彩りがいいから、見た目だけで 豪華な感じがするもんね。
工夫したこと
粉チーズをパン粉の内側につける
他のレシピでは パン粉に粉チーズを混ぜるものが多いですが、粉チーズが揚げ油に溶けてしまううえに、パン粉が余ると粉チーズも余ってしまいます。
なので、パン粉の前のバッター液に粉チーズを混ぜました。
粉チーズを余すところなく鶏肉につけることができるので、美味しさもアップしまくりです。
粉チーズはちょっと高いから余るともったいないんだよねー
生肉に触れてるから、再利用もできないもんね。
少量のオリーブオイルで揚げ焼きする
トマトソースとチーズがたっぷりで オリーブオイルとの相性も抜群なので、揚げ油もオリーブオイルにすると、かなりグレードアップします。
しかも、オリーブオイルは 健康効果が高くて 酸化もしにくいので、加熱料理にはかなり最適です。
オリーブオイルは高いから、大量に使うのはもったいないよねー
その点、このレシピは少量の油で揚げ焼きして ほぼ使い切れるから いいんだよねー
ハーブミックスで風味豊かな仕上がりにする
トマトソースにはバジルやオレガノが合いますが、よく使わないのであれば、個別に揃えるのは ちょっともったいないです。
でも、ハーブミックスなら1本で済みますし、バジルやオレガノもたいてい入っているので、断然おススメです。
トマトソースに入れたり、上から振りかけたりするだけで、風味が抜群に良くなります。
ハーブミックスは 配合考えずにテキトーに振りかければいいから、かなり便利なんだよねー
いろいろあると、青のりとか ふりかけとかも 入っちゃいそうだしね。
今度 絶対入れてやる!
お気に入りの調理グッズ
サラダスピナー
「ミラノ風チキンカツ」には、サラダが必須だと思います。
野菜はよく洗う必要がありますが、量が多いと 洗った野菜をザルで切っただけでは水がだいぶ残ってしまいます。
そのままドレッシングをかけて食べると、しゃびしゃびサラダです。
でも、サラダスピナーを使えば しっかり水が切れますし、他の手段では手間がかかりすぎるので、かなりオススメです。
低温調理器
ローストビーフやチャーシュー、サラダチキンなど、分厚いお肉の調理は温度管理が難しくて経験もいるので、なかなか成功しにくいです。
でも、低温調理器があれば、分厚いお肉の調理でも 家庭でプロ並みのしっとりジューシーな仕上がりになります。
普段の料理が格段にレベルアップしますし、使いこなせば プロの味が家庭で実現できますよー
今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!