「コーヒーゼリー」のレシピ
見た目のコントラストが美しい2層構造の「コーヒーゼリー」
ビターな甘味とプルプルなめらかな食感で絶妙な美味しさです!
「ひみりかスイーツレシピ」のコンセプト
建設エンジニアや調理師、食生活アドバイザーなんかの知識・経験をフル活用して、構造物を設計するみたいに本気で考えたレシピです!
ひみりかスイーツレシピのコンセプト
➊美味しさ・健康・時短・出来栄えの調和を目指す
➋小麦粉をなるべく使わず グルテンフリーを目指す
➌人工甘味料とトランス脂肪酸が含まれる食品を使用しない
➍コツや注意する点を余すところなくお伝えする
材料(150mlカップ 4~5個分)
コーヒーゼリー
- 濃い目のコーヒー|320~360g
コーヒー豆とお湯の目安はこちらです。
豆の種類により抽出量や濃さがことなりますので、お好みで量を調整してください。
インスタントコーヒーで濃い目に作ってもOKです。 - 砂糖(てんさい糖)|30g
上白糖やグラニュー糖でもOKです。 - ゼラチン|5g
使いやすい 粉末や顆粒がおススメです。
ミルクゼリー
- 牛乳|150ml
- 生クリーム|100ml
「動物性」で乳脂肪分が35%以上のものを使ってください。
トランス脂肪酸が含まれる「植物性」は避けましょう。 - 砂糖(てんさい糖)|10g
- ゼラチン|5g
使いやすい 粉末や顆粒がおススメです。
シャンティ(砂糖を加えて泡立てた生クリーム)
- 生クリーム|100ml(1パック200mlの場合)
1パック180mlの場合は80mlにしてください。
分量はだいたいでOKですので、ミルクゼリーに使った残りを全部使用してください。 - 砂糖(てんさい糖)|10g
仕上がりをきれいにしたい方は、上白糖やグラニュー糖を使用してください。 - レモン汁|数滴
用意する道具
- カップ 150mlカップ(満水240ml)なら4~5個
- ボウル
- 泡だて器 大と小
- ハンドミキサー
- 計量器
- 温度計
- 小鍋
- ゴムベラ
ひみりか家で使っているカップはこちらです👇
コーヒー豆(細挽き)とお湯の量の目安
- 出来上がりの量(g) = 注ぐ湯量(g)-豆の重さ(g)×2-20g
- コーヒー豆20g、お湯400gの場合、出来上がりの量は340gくらいです。
- ひみりか家で愛用している豆は、カルディコーヒーファームの「リッチブレンド」です。
つくり方(150mlカップ 4~5個分)
コーヒーゼリー
- 濃い目のコーヒーを320~360g 淹れる。
ひみりか家では、深煎りの豆20gを細挽きし、お湯400gで抽出して、340g出来上がります。
インスタントコーヒーで濃い目に作ってもOKです。
- ①に、粉ゼラチン5gと、砂糖30gを入れ、よく混ぜる。
ゼラチンを溶かす温度は 製品により異なりますので、必ず確認してください。
温度が高すぎると固まらなくなり、低すぎると混ざらなくなりますので、温度計で量ってください。
- カップ4~5個に②を、泡が立たないようにゆっくり注ぎ入れる。
できるだけ均等に各カップへ注いでください。
計量器で量って、均等に配分するのがおススメです。
- ③にラップをかぶせ、粗熱がとれたら冷蔵庫で2時間以上冷やす。
ミルクゼリー
- 小鍋に牛乳150mlと生クリーム100mlを入れ、ゼラチンを溶かす温度まで加熱する。
ゼラチンを溶かす温度は 製品により異なりますので、必ず確認してください。
温度が高すぎると固まらなくなり、低すぎると混ざらなくなりますので、温度計で量ってください。
- ⑤に粉ゼラチン5gと、砂糖10gを入れ、よく混ぜる。
- ⑥を漉し器や目が細かいザルなどで2回濾す。
食感が断然良くなります。
- ⑦を常温程度(20~30℃)まで冷ます。
熱すぎると下のコーヒーゼリーが崩れてしまいます。
- ④を冷蔵庫から取り出し、十分固まっているのを確認した後に、⑧を各カップに注ぎ入れる。
できるだけ均等に各カップへ注いでください。
計量器で量って、均等に配分するのがおススメです。
- ⑨にラップをかぶせて、再び 冷蔵庫で2時間以上冷やす。
シャンティ
- 生クリーム100mlに砂糖10gとレモン汁数滴を加え、ハンドミキサーや泡だて器で、7~9分立て(お好みの固さ)にする。
ボウルを氷水に当てながら泡立ててください。
泡だて器の方が好みの柔らかさに調節しやすいので、ひみりか家では泡だて器のみにしています。
- ⑩を冷蔵庫から取り出し、十分固まっているのを確認した後に、⑪を上にのせたら完成です。
生クリームは贅沢に全部のせちゃってください。
失敗しないポイント
- ゼラチンは製品によって 溶かす温度が異なりますので、必ず確認してください。また、ゼラチンが沸騰すると タンパク質が変容して冷やしても固まりにくくなるので、沸騰厳禁です。
- ミルクゼリーを固まったコーヒーゼリーの上に注ぎ入れる時は、常温程度(20~30℃)まで冷ましてからにしてください。熱いとコーヒゼリーが崩れてしまいます。
- ミルクゼリーはゼラチンのダマが残りやすいので、食感を良くするために なるべく濾してください。
- シャンティを作る際の生クリームの泡立ては、次のⅠ~Ⅳを行うと、うまくいきやすいです。
Ⅰ 生クリームをよく冷やす
Ⅱ 開封前に軽く振る
Ⅲ レモン汁を入れる
Ⅳ 泡立て中にボウルを氷水に当てる
ひみりか家の「コーヒーゼリー」
ひみりか家は家族4人ですが、プリンみたいにカップで作るレシピは たいてい5カップ作ります。
各カップ 均等な分量で見栄え良く作るのはけっこう気を使いますが、1カップ余る状態だと、 それだけ分量や見栄えを犠牲にすることができます。
当然、私が食べちゃいますけどね。
おすすめポイント
ビターな甘味とプルプルなめらかな食感で絶妙な美味しさ
1番下のコーヒーゼリーはプルプルで風味豊なコクと苦みがあり、真ん中のミルクゼリーと1番上のシャンティは甘くて濃厚でなめらかな食感です。
この対照的な食感が組み合わさると、口の中で絶妙な味わいになります。
ぜひ全部の層を1度に食べてほしいです。
こういう層があるのは分解したくなるけど、これは絶対 一緒がいいよ。
分解したくなる意味が分からん!
見た目のコントラストが美しい2層構造
断面が真っ黒と真っ白の部分に綺麗に分かれているので、コーヒーゼリーなのに豪華な感じを演出できます。
冷やす時間を抜くと、調理時間は短いので、お手軽にできちゃうのがありがたいです。
断面萌えになるスイーツって手が込んでるイメージだよ。
ミルフィーユとか大変そうだよねー
だから、こういう簡単なのは使い勝手いいんだよねー
シャンティをのせて 美味しさとなめらかさが数段アップ
1番上に シャンティ(砂糖を加えて泡立てた生クリーム)をのせると、クリームの濃厚さが増して、さらに美味しくなります。
コーヒー+ミルクゼリーだけでも さっぱりしていて美味しいですが、シャンティがあると 全然違った味わいになるので、両方試してみるのがおススメです。
シャンティがないとコーヒーのビターな苦みが際立って、大人の味になるよねー
うちのはかなり濃い目のコーヒーだから、私はシャンティが必須だよ。
工夫したこと
深煎りの豆を細挽きして淹れたコーヒーを使用
生クリームやミルクと合うように、深煎りの豆を細挽きして、エスプレッソのような濃い目のコーヒーにしました。
インスタントコーヒーを濃い目に入れても十分美味しいですが、豆から淹れると、喫茶店で食べるような本格的なコーヒーゼリーになります。
豆から淹れたコーヒーを使うと 香りもコクも断然違うねー
違いの分かる男代表!
これだけ違うと 誰でもわかりそうだけど。
生クリームをたっぷり使う
コーヒーのコクや苦みを引き立たせるために、ミルクゼリーやシャンティに生クリームをたっぷり使いました。
ちょうど1パック(180~200ml)を使い切れるので、余る心配もありません。
というか、コーヒーが美味しくなるので、余らせるのはもったいないです。
ミルクゼリーにも生クリームが入ってるんだね。
1パック全部泡立てると 重くなりすぎて、ゼリーのさっぱり感がなくなっちゃうからね。
綺麗な2層になる温度管理
ゼラチンは温度が低くないと固まらないので、2層にする場合は、上の層の温度が高すぎると、せっかく固めた下の層も崩れてしまいます。
かといって、上の層の温度が低いとカップに入れる前に固まってしまいます。
なので、上の層の温度管理に気を使いました。
油断してテキトーにやると綺麗な層ができないんだね。
でも多少崩れても冷やせば固まるから、わざとやるのもありかもって思ってるよ。
激ウマアレンジ
勝手に2層に分かれるコーヒーゼリー
2層にしようとすると2回に分けて冷やす必要があるので、待ち時間が長くなって、少々メンド―に感じます。
そんな時は、コーヒーも生クリームも全部混ぜてしまって、しばらく放置してから冷やす方法が便利です。
放置している間に生クリームが浮いて コーヒーが沈むので、自然に2層になっちゃいます。
作り方(150mlカップ4~5個分)
- 濃い目のコーヒーを460~500g淹れる。
- ①に、粉ゼラチン10gと、砂糖60gを入れ、よく混ぜる。
- ②に生クリーム200mlを加え、泡だて器でゆっくりよく混ぜる。
- カップ4~5個に③をゆっくり注ぎ入れる。
各カップの量はできるだけ均等にしてください。 - ④を常温でそのまま放置する。
2時間くらい置くと、上下2層に分かれます。 - 2層になったら冷蔵庫で2時間以上冷やして完成です。
確かに2層だけど、カフェオレの2層って感じだね。
時間の都合で作り方を使い分けられるのがいいんだよねー
今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!