「ミートソースパスタ」のレシピ
お肉ゴロゴロのビーフシチューがかかった「ミートソースパスタ」
ソースの域を超えた完全な肉料理です!
「ひみりかレシピ」のコンセプト
建設エンジニアや調理師、食生活アドバイザーなんかの知識・経験をフル活用して、構造物を設計するみたいに本気で考えたレシピです!
ひみりかレシピのコンセプト
➊美味しさ・健康・時短・出来栄えの調和を目指す
➋「全体工程表」で分量と手順がひと目でわかるようにする
➌加工食品や食品添加物入り調味料を なるべく使用しない
➍コツや注意する点を余すところなくお伝えする
材料
ミートソース(2~3人分)
- ひき肉|350~400g
豚肉か 合い挽き肉(牛・豚)を使用してください。 - 玉ねぎ|1/2個
- にんじん|1/2本
- セロリ|1/2本
- ニンニク|5~10g(1~2片)
- オリーブオイル|大さじ1と1/2(炒める用 サラダ油でもOK)
- 胡椒|少々(お肉の下味用)
- 塩|少々(お肉の下味用)
- 赤ワイン|200cc
- トマト缶|1缶(400g)
- 水|100cc(ソース用)
- ハーブミックス|小さじ1/2~1
- 粉チーズ|大さじ2~3
- バター|10g
- 黒胡椒|好きなだけ(仕上げ用)
- 塩|小さ1/2~1(仕上げ用)
- パセリ|お好みで
パスタ(2人分)
- パスタ|200g
- 水|2リットル(パスタの茹で用)
- 塩|15g(パスタの茹で用)
健康に気を使うなら、まずは調味料から!
ひみりか家で使っている調味料でーす
オリーブオイルは 健康効果の高い脂肪酸が含まれていて 酸化しにくいので、おススメです。
お塩は、食塩(精製塩)ではなく 自然塩(ミネラル分を多く含んだ塩)がオススメです。
つくり方
ミートソース(2~3人分)
- 玉ねぎ1/2個、にんじん1/2本、セロリ1/2本、ニンニク(1~2片)をみじん切りにする。
多いので、フードプロセッサーが便利です。
- フライパンにオリーブオイルと①のニンニクを入れ、弱火できつね色になるまで炒める。
- ②に①のたまねぎ、にんじん、セロリを入れ、中火で炒める。
野菜の水分を飛ばすようにじっくり飴色になるまで炒めてください。
- ③が炒まったら、いったんお皿に取り置く。
- ひき肉(350~400g)をほぐして塩胡椒を振り、フライパンにオリーブオイルとひき肉を入れ、中火から強火で焼き色をつける。
お肉をあまり混ぜずにフライパンへ押し付け、しっかり焼き色をつけてください。
- ④を⑤のフライパンへ戻し、赤ワイン200ccを加え、強火で水分がなくなるまで煮詰める
- ⑥へトマト缶1缶、水100cc、ハーブミックス小さじ1/2~1を加え、弱火で10分程度 煮込む。
- ⑦がトロッとしてきたら、バター10g、粉チーズ大さじ2~3を加えて混ぜ、火を止める
- 味を見て薄いようなら、塩小さじ1/2~1を加え、黒胡椒を好きなだけ振ったら完成です。
ミートソースパスタ(2人分)
- 大きめのお鍋で水2リットルを沸かし、塩を15g入れる。
お湯と塩の量はだいたいでOKですので、塩の量は 濃度が1%弱になるよう調整してください。
- お湯が沸いたらパスタを入れ、袋に表示されている茹で時間より1分短く茹でる。
- フライパンにミートソースを適量入れ、火をつけて温め、茹で上がったパスタを加えて よく混ぜる
ミートソースが固い場合は、③に②のパスタの茹で汁を加えながら、ミートソースのとろみを調整してください。
- お皿に盛り付け、パセリをパラパラしたら完成です。
なくてもOKです。
ひみりか家の「ミートソースパスタ」
お肉や野菜がたくさん入っているし、手間もかかるので、おうちで作るパスタの中では別格の存在です。
イタリアン風にカッコよく「ボロネーゼ」って言いたいですが、息子たちに伝わらないので、しょうがなく「ミートソース」って言ってます。
ボロネーゼはタリアテッレという平打麺を使うので、スパゲッティ(直径2㎜前後のパスタ)を使うひみりか家は、ボロネーゼとはちょっと違います。
でも、ソースの作り方は、ボロネーゼとミートソースが合わさった感じなので、どちらにも当てはまると思ってます。
おすすめポイント
ソースひとつでレパートリーが大幅に増える
このミートソースは、パスタやドリアはもちろん、ハンバーグやオムライス、チキンカツなど、おかずのソースとして使っても だいたいのお料理と相性が良いです。
水分を少なくすれば お弁当にも使えるので、すごく重宝します。
このソースをかけるだけで 何でも豪華になるんだよねー
万能すぎて常に冷凍でストックしておきたいよ。
お店のような本格的な味と見栄えになる
たっぷりのお肉と野菜を使って、少し手間をかけているので、お店の味に近づきます。
ソースをかけるだけで 豪華に見えるので、見た目もお店のような本格的な感じになります。
おもてなしやパーティー料理に最適です。
これ食べると、レトルトや市販のソースには戻れないよねー
少し手間だけど、段違いだもんね。
冷凍保存して いろんな料理に小まめに使える
たくさん作って冷凍しておくと、おかずやスープなど 小まめに使えて使い勝手抜群です。
メニューに困ったときに役立ちます。
大量に作ってストックできるので、余った野菜を有効利用になり、フードロス削減にもなります。
野菜が余っても困らないね。
まーうちはサラダたくさん食べるから、余ることは少ないけどね。
工夫したこと
香味野菜をじっくり炒める
みじん切りにした 玉ねぎ、にんじん、セロリ、ニンニクをオリーブオイルで飴色になるまでじっくり炒めることで、素材のうま味が引き出され、素材の香りが油脂に溶け出す効果があります。
香りや甘味、うま味がプラスされるので、味に深みが出ます。
ソフリットってやつだよね。
そうそう、野菜のうま味がぎゅーって凝縮される感じだよ。
たっぷり赤ワインを使う
料理に赤ワインを使うと、独特の風味でコクが増すうえに、深い色が出せます。
また、赤ワインの酸がお肉の臭みを消してくれるので、さっぱりした仕上がりになります。
赤ワインの煮込み料理もあるくらいなので、たっぷり使えば 特別な仕上がりになります。
たっぷりの赤ワインを自分にも注ぐともっと美味しくなるよねー
なりません! ソースの分 ちゃんと残しといてよ!
お肉に焼き色をつける
お肉は褐色の美味しそうな焼き色をつけると、香ばしくて風味が良くなり、うま味も増します。
加熱して褐色へ変化する中で、お肉に含まれるアミノ酸と糖が結びつく「メイラード反応」によるものです。
細かいことを考えなくても、見た目で美味しそうなのは確実ですけどね。
メイナードってワンピースのキャラでいたような...
メイラードだし。しかも全然美味しくなさそう...
激旨アレンジ
ミートソースドリア
耐熱皿にご飯を入れ、上にミートソースとチーズをのせて オーブンやトースターで焼けば、ミートソースドリアになります。
パスタよりこっちがメインかもって思うくらい、相性抜群です。
作り方(1人分)
- 耐熱皿にご飯を盛り、その上にミートソースを好きなだけかける。
- その上にピザ用チーズ50gをのせ、最後にパン粉5~10gを振りかける。
チーズやパン粉はお好みで増減してください。
- オーブンまたはトースターで焼き、表面に焼き色がつたら完成です。
オーブンの場合は200~250℃で5~10分が目安です。
具材は全部火がとおっているので、しっかり焼く必要はありません。
ミラノ風ドリア
ホワイトソースのチキンドリアの上にミートソースをのせれば、ミラノ風ドリアになります。
ホワイトソースと合わさると、絶妙の美味しさです。
チキンドリアはこちらのレシピをご覧ください。
時短アレンジ
時短「煮込みハンバーグ」
今回のレシピの時短バージョンです。
材料や工程を省いて時間最優先にしていますが、美味しさは妥協していませんので、通常レシピが100点だとすると、85点くらいの美味しさになりますよー
今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!