「春巻き」のレシピ
皮のパリパリ感と具材のトロトロ感が絶妙に合う絶品「春巻き」
失敗しない工夫を詰め込んだので 綺麗な出来栄えになります!
「ひみりかレシピ」のコンセプト
建設エンジニアや調理師、食生活アドバイザーなんかの知識・経験をフル活用して、構造物を設計するみたいに本気で考えたレシピです!
ひみりかレシピのコンセプト
➊美味しさ・健康・時短・出来栄えの調和を目指す
➋「全体工程表」で分量と手順がひと目でわかるようにする
➌加工食品や食品添加物入り調味料を なるべく使用しない
➍コツや注意する点を余すところなくお伝えする
材料(10個分)
具材
- 春巻きの皮|10枚
- 豚ひき肉|150g
- たけのこ(水煮)|80~100g
- 人参|1/2本
- 干し椎茸|8~10g
スライスされた干し椎茸なら 切る手間が省けます - 長ネギ|1本
- 米油|適量(サラダ油でもOK)
調味料
- 醤油|小さじ2
- 酒|大さじ1
- 砂糖|小さじ2
- ゴマ油|小さじ2
- みりん|小さじ2
- オイスターソース|小さじ1
- 鶏ガラスープ(顆粒)|小さじ2
- 椎茸の戻し汁|50ml
- 生姜|5g
- 水溶き片栗粉|片栗粉 大さじ2+水 大さじ1
- 水溶き薄力粉(米粉)|適量
健康に気を使うなら、まずは調味料から!
ひみりか家で使っている調味料でーす
油は、脂肪酸のバランスが良く 酸化しにくい「米油」がおススメです。
醤油は、原材料「大豆・小麦・塩」のみ、製法「本醸造」、大豆「丸大豆」、塩「天日塩」のものがオススメです。
ごま油は、「圧搾製法」、「ごまの油を100%」、保存料・化学調味料などを使わない「添加物不使用」のものがオススメです。
みりんは、原材料「米、米麹、焼酎」、製法「伝統製法」の「本みりん」がオススメです。
オイスターソースは、保存料・化学調味料などを使わない「添加物不使用」のものがオススメです。
鶏ガラは、保存料・化学調味料などを使わない「添加物不使用」のものがオススメです。
つくり方(10個分)
- 干し椎茸(8~10g)を水100mlで戻す。
戻して残った水は取っておいてください。お出汁なので後で具に混ぜます。
- ①の椎茸、たけのこ、人参、長ネギ、生姜を切る。
椎茸(8~10g) ⇒ 石づきをとって薄切り
たけのこ(水煮80~100g) ⇒ 細切り
人参(1/2本) ⇒ 千切り
長ネギ(1本) ⇒ 斜め薄切り
生姜(5g) ⇒ おろす
- 水溶き片栗粉以外の調味料を混ぜておく。
鶏ガラスープ(顆粒)小さじ2、砂糖小さじ2、醤油小さじ2、みりん小さじ2、ごま油小さじ2、オイスターソース小さじ1、酒大さじ1、おろし生姜5g、①の椎茸の戻し汁50mlです。
椎茸の戻し汁が足りない場合は水を足してください。
- フライパンに油を入れて加熱し、豚ひき肉(150g)を入れて中火で炒める。
- ④のひき肉に火が通ったら、②のたけのこ・人参・椎茸・長ネギを加えて、中火で炒める。
- ⑤に③の調味料を加えて、中火でひと煮立ちさせる。
- 水溶き片栗粉(片栗粉 大さじ2+水 大さじ1)をよく溶かしてから、⑥にまわし入れ、弱火で加熱してトロミをつける。
全体を手早く混ぜて ダマができないようにしてください。
- ⑦をパッドなどに取り出して粗熱をとり、冷蔵庫でしっかり冷ます。
具材をしっかり冷ましてから包むことで、揚げている時の爆発や 皮の破れを防げます。
- ⑧を10等分に分ける。
目分量だと春巻きの大きさがマチマチになりやすいので、計量器で計って分けるのがおススメです。
- 春巻きの皮1枚の角を手前にして置き、⑨の具材を真ん中より下(1/4くらいの箇所)にのせる。
皮は、表がツルツルで、裏はザラザラなので、ザラザラの面に具材をのせてください。
- 皮を手前から具材の上へ折り、さらにひと巻きして、ギユッギュッと中の空気を抜いていく。
- ⑪の左右の皮を内側に折りたたむ。
ここから先は、ふわっと巻いてください。
- ⑫を最後まで巻き、巻き終わりに水溶き薄力粉(または水溶き米粉)を塗って、ばらけないように止める。
- ⑩~⑬を皮10枚分 繰り返す。
- フライパンに1~2cmくらいの高さまで油を入れて中火で加熱し、150~160℃くらいの低温で、⑭の春巻きを揚げる。
揚げ終わりが180℃くらいになるのが理想です。
- ⑮の両面がきつね色になるまで、数回裏返しながら揚げ、10個揚げたら完成です。
中の具材はすでに火が通っているため、揚げ時間は気にせず、皮をパリパリにするだけでOKです。
ひみりか家の「春巻き」
以前はよく失敗していたので、どうしても食べたい時にしか作りませんでした。
でも、もともと冷凍食品で十分満足していたので、このレシピで作るようになってから かなり頻繁に作るようになりました。
最近では、春巻きの皮は常備していて、テキトーな具で春巻きを1~2個だけ作って、お弁当のおかずにすることが多いです。
おすすめポイント
皮のパリパリ感と具材のトロトロ感が絶妙
ひと口食べると パリパリの食感の中から、旨味が凝縮されたトロトロの具材が出てくるので、合わさった時の味と食感は絶妙です。
そのうえ、見た目以上に1個のボリュームがあるので、少量でも満足度が高いです。
ヤミツキの美味しさですよー
コロッケと春巻きは いくらでもいけちゃうんだよねー
おやつとしか思ってなさそう
きれいな出来栄えになる
春巻きは、失敗すると 表面にボコボコとした気泡ができたり、皮がベチャっとなったりします。
でも、そうならないような工夫を詰め込んだので、このレシピで作れば きれいな出来栄えが実現できます。
金の延べ棒みたいな美しさだよねー
同じこと考えてた…
がめつい例えしか思いつかないかも~(泣)
おかずにもお弁当にも最適
表面がこんがりきつね色で、中の具材も彩り豊かなので、メインディッシュとして 切って盛り付けると、食卓が豪華になります。
それに、形がしっかりしていて 水分が出ないので、お弁当にも使いやすいです。
使い勝手が良いので、作り慣れるとすごく便利です。
お弁当に最適なのに 入ってるのほとんど見たことないよ
あなたがお弁当用まで全部食べちゃうからでしょ!
工夫したこと
具材をしっかり冷ます
具材を冷蔵庫でしっかり冷ますことでとろみが強くなるため、空気が入りにくくなり、きれいに包めます。
そのうえ、揚げている時の爆発や皮の破れを防げます。
また、具材が冷えてないと 揚げている時に具材から蒸気が出て、それで皮が破れてしまうこともあるので、しっかり冷ますことが大事です。
1回冷やさないといけなんだね。
失敗が減るし 巻きやすさが 断然違うからね。
水分が出やすい具材を避ける
具材の水分が多いと、皮が水を吸って破れやすくなりますので、もやしやキャベツなどの 水分が出やすい具材は避けて、具材を厳選しました。
春巻きの具材としてよく使われる春雨は 水分をよく吸って美味しくなりますが、均等に分けたり 巻いたりするのが難しいと感じましたので、泣く泣く不採用です。
昔は春雨が入ってたよねー
美味しいんだけど、手間が増えるし 出来栄えが安定しないのが欠点かな~
低温からじっくり揚げる
低温(150~160℃くらい)で揚げ始めることで、皮の水分が徐々に抜けるので、春巻きの表面にボコボコとした気泡ができてしまったり、揚げている時に爆発したりするのを防げます。
最初から高温(180℃以上)で一気に揚げると、表面がきれいな春巻きができませんので、要注意です。
ただ揚げるだけかと思ってたけど、温度が重要なんだね。
最初の低温さえ気を付ければ、だいたい上手くいくけどね。
併せて作りたいレシピ
炒飯
「春巻き」とのセットでよく見かけるのが、「炒飯」です。
って、うちの近くの中華料理屋さんだけかもしれないですけれど、かなりベストマッチな組み合わせだと思います。
私だけかもしれないですけど、、、
これにラーメンが加わると最強だよね。
そうそう、春巻きを食べると なぜか炒飯とラーメンが欲しくなるんだよねー
レシピはこちらでーす✅
黒酢の酢豚
「春巻き」と「黒酢の酢豚」もよく合います。
こちらは、彩りや栄養バランスを気にする時によく組み合わせます。
「春巻き」にはない 黒酢のさっぱり風味が加わるので、相乗効果で両方がとても美味しくなります。
酢豚の次の日に春巻きが多いのは、組み合わせたいからなんだね。
両方いっぺんはメンドーだし、酢豚は翌日分を残しやすいからね。
レシピはこちらでーす✅
今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!