「油淋鶏」のレシピ
ザクザクカリカリにネギたっぷりの香味ダレがたまらない絶品「油淋鶏」
ネギの辛味がないので お子さんも好きな味です!
「ひみりかレシピ」のコンセプト
建設エンジニアや調理師、食生活アドバイザーなんかの知識・経験をフル活用して、構造物を設計するみたいに本気で考えたレシピです!
ひみりかレシピのコンセプト
➊美味しさ・健康・時短・出来栄えの調和を目指す
➋「全体工程表」で分量と手順がひと目でわかるようにする
➌加工食品や食品添加物入り調味料を なるべく使用しない
➍コツや注意する点を余すところなくお伝えする
材料(2人分)
具材
- 鶏もも肉|1枚(300~350gくらい)
- 醤油|小さじ2(お肉の下味)
- 酒|大さじ1と1/2(お肉の下味)
- 生姜|5gくらい(お肉の下味)
- 片栗粉|大さじ1(お肉の下味)
- 片栗粉と米粉|適量(衣用 ざっくり半々くらいで)
- 米油|適量(揚げ焼き用 サラダ油でもOK)
- 鷹の爪(輪切り)|お好みで(仕上げ用)
- 小ねぎ|お好みで(仕上げ用)
タレ
たっぷりかけられるように 多めの量にしています。
- 長ネギ|1/2本
- 生姜|10gくらい
- 砂糖|大さじ1
- 醤油|大さじ2
- 酢|大さじ1
- ゴマ油|小さじ1
- はちみつ|小さじ1
- 青じそ|お好みで
健康に気を使うなら、まずは調味料から!
ひみりか家で使っている調味料でーす
油は、脂肪酸のバランスが良く 酸化しにくい「米油」がおススメです。
醤油は、原材料「大豆・小麦・塩」のみ、製法「本醸造」、大豆「丸大豆」、塩「天日塩」のものがオススメです。
酢は、原材料に米以外の添加物が少なく、製法「静置発酵法」の「純米酢」「米酢」がオススメです。
ゴマ油は、「圧搾製法」、「ごまの油を100%」、保存料・化学調味料などを使わない「添加物不使用」のものがオススメです。
つくり方(2人分)
- 長ネギ1/2本と生姜10gをみじん切りにする。
- ①の長ネギ・生姜と調味料を混ぜる。
調味料は、砂糖大さじ1、酢大さじ1、醤油大さじ2、ゴマ油小さじ1、はちみつ小さじ1です。
食べるまでに1時間以上は置いてください。
- 鶏もも肉1枚を半分に切り、生姜5gをすりおろす。
鶏もも肉は厚い部分に切り込みを入れ、なるべく厚みを均一にしてください。
- お肉の下味用の調味料と③の生姜を混ぜ、③の鶏もも肉に揉み込んだ後、皮目を上にして 常温で10分くらい放置する。
下味用の調味料は、醤油小さじ2、酒大さじ1と1/2、片栗粉大さじ1です。
- バットに衣用の片栗粉と米粉を入れ、④の鶏もも肉の全体にまんべんなくまぶす。
片栗粉と米粉はだいたい半々ずつ入れて、適度に混ぜてください。
米粉がなければ、片栗粉だけでもOKです。
- フライパンに油を鍋底全体に広がるくらい入れ、⑤の鶏もも肉を皮目を下にして並べ、中火と弱火の間くらいで じっくり揚げ焼きにする。
- ⑥の鶏もも肉の皮目がこんがりキツネ色に揚がったら、裏返して、同じようにじっくり揚げ焼きにする。
両面で合計10分以上 揚げ焼きしてください。
- ⑦が揚がったら、揚げ網で油を切り、5分ほど寝かせる。
油を切る時に 揚げたお肉を立てるのがおススメです。
- ②のタレを耐熱容器に入れ、ラップをかぶせて、レンジで600W1分 加熱する。
ネギの辛味が好きな方は この工程を省略してください。
- ⑨のタレにお好みで青じそのみじん切りを加える。
省略してもOKです。
- ⑧をお好みの大きさに切り分けて、⑩のタレをかけ、お好みで 鷹の爪(輪切り)と小ねぎをトッピングしたら 完成です。
ひみりか家の「油淋鶏」
息子たちが小さい頃は、ネギたっぷりの見た目だけでNGでした。
でも、大きくなるにつれて 炒飯やラーメンなどでネギをよく食べるようになり、油淋鶏の美味しさもわかってくれるようになりました。
少ない材料でお手軽にできて、お弁当のおかずにもなるので、今では ひみりか家の登場回数もかなり多めです。
おすすめポイント
外はザクザクカリカリ 中はジューシーで タレがなくても美味しい
鶏もも肉の下味に片栗粉を入れており、衣にもたっぷりの片栗粉と米粉を使うので、ザクザクでカリカリの仕上がりになります。
そのうえ お肉が分厚いので、中もジューシーです。
なので、タレ無しで塩胡椒だけでも十分美味しいです。
揚げたてをつまみながら飲むのが たまらないんだよねー
いつもビール片手に揚げてるけど、私たちの分まで食べないでよ。
大丈夫! 別腹だから!
意味わからん
ネギたっぷりの香味ダレが絶品
油淋鶏と言えばたっぷりのネギです。
なので、このレシピでもタレにネギをたっぷり入れて、ネギの甘味と辛味を引き出しました。
甘酸っぱい香味ダレと ザクザクの衣で、さっぱりとこってりがちょうどいい感じに合わさるので、相性バツグンです。
タレだけ食べると ちょっと酸っぱいなーって思ったよ。
お肉と合わさると絶品になるのが不思議だよねー
子供も大好きな味で お弁当にも最適
タレは、ネギの辛味を減らして甘味を引き出しているので、お子さんや ネギの辛味が苦手な方でも好きになると思います。
それに、一見お弁当には不向きですが、タレが衣に染み込んで濃い味になり、水分があまりでないので、実はかなりお弁当向きです。
香味ダレが絡んでいるので 冷めても美味しいですし、お弁当の隙間もできにくいです。
それでお弁当によく入ってるんだね。
お弁当だと彩りがイマイチなのが唯一の欠点かな。
工夫したこと
ネギを加熱して甘味を引き出した
ネギの辛味はけっこう好き嫌いが分かれます。
私はたまねぎも長ネギも あの独特の辛味が苦手なので、何回か水にさらしても、食べると半日くらい後を引きます。
なので、ネギをレンジ加熱して辛味を減らし、万人受けするような味付けにしました。
それに、甘味が加わって ほんの少しだけ残った辛味がアクセントになるので、適度なバランスになって、絶品のタレになりますよー
僕もネギの辛味は苦手だなー
ラーメンのネギみたいに 熱々のスープで少し熱が入るのが ちょうどいいよねー
衣は片栗粉と米粉のいいとこ取り
衣に片栗粉を使うと、ザクザクした感じでタレに絡みやすくなりますが、冷めるとベチャっとなってしまいます。
なので、衣の半分を米粉にして欠点を補いました。
米粉を使うとカリっとした食感になるので、片栗粉と米粉の組み合わせで、サクサクカリカリで冷めても美味しい仕上がりになります。
衣の違いでけっこう差が出るんだねー
揚げたてなら大差ないけど、冷めた時のことも考えると これがベストだと思うよ。
タレの調味料を何回も試した
タレの調味料はいろんな組み合わせを試しましたが、このレシピの組み合わせが1番美味しいと思いました。
にんにくを入れようか迷いましたが、さっぱり感を優先するのと、お弁当のことを考えて、抜きにしました。
にんにく入れた時のこってりもいいよねー
メリットもデメリットもあるけど、後入れできるから 基本は抜きかなー
合わせて食べたい料理レシピ
炒飯
「油淋鶏」には白ご飯がよく合いますが、「炒飯」とのセットもまた格別です。
「油淋鶏」をおつまみにして飲んでいる時も、〆のご飯物として「炒飯」があるとサイコーです。
1度は試してほしい組み合わせです。
油淋鶏の揚げ焼き油で炒飯を作ると絶品なんだよねー
そういう知識だけは自然に身についてるからスゴイよ。
餃子
「油淋鶏」と「餃子」をセットにすれば、完全におつまみコースです。
この2つとビールのコンボは無限ループに突入するので、チートデイ限定にした方がいいかもです。
これやってみたいから、作業分担しない?
絶対食べ過ぎちゃうから 一人で作れる量にして~
今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!