こんにちは~ みぃ です!
本やYouTubeなんかで得たことを少しずつ試しながら、家計のためになりそうないいことをのんびりやっています。
いろいろ試してきた中で特に良かったことを、もっと家計を見直したいって考えてる方のためにどんどん紹介していきまーす。
保険はとりあえず入れば安心ではない! 生命保険について改めて考えてみました
【保険見直しシリーズ第三弾】
生命保険って、亡くなったときに遺族に支払われる単純な保険のはずなのに、一定期間だけのがあるかと思えば、一生涯があったり、貯蓄とセットのがあったりで、複雑なので勧められるままに入ってしまいがちですよねー
それに、稼ぎ頭の方が亡くなったときのことはあまり考えたくないので、生活や子供の学費のために保険でたくさん備えておこうって考えてしまいます。
でも、医療保険やがん保険を見直したときもそうでしたが、自分や周りの人の思い込みと実際の状況にはけっこう違いがあったりします。
そこで、医療保険の見直しやがん保険の見直しに併せて、生命保険についてもいろいろ調べて、保険の見直しをやってみました。
なので、調べてわかったこと、実際に見直した内容、見直して良かったことを紹介しまーす。
保険に入っていれば安心って思ってたけど、保険の仕組みがわからないと、なんか神社でお守り買ってる感覚と似てるよねー
調べたもの
今回もリベラルアーツ大学の両学長が書かれた本を参考にしました。
両学長のYouTubeはほぼ毎日見てます。
・両@リベ大学長 (著)(2020)『本当の自由を手に入れる お金の大学』朝日新聞出版
こちらの本も参考にしました。保険を考えるうえでは外せません。
・後田 亨 (著), 永田 宏 (著)(2019)『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』講談社
・末永 健 (著)(2020)『書けばわかる! わが家にピッタリな保険の選び方 』翔泳社
・そのほか、ネット上のいろんなサイトやYouTubeを参考にさせていただきました。
いろいろ調べてわかったこと
生命保険は大きく分けると、定期保険と終身保険と貯蓄保険です
生命保険の定期型とは
- 定期保険は、ある期間内に亡くなった場合に保険金が支払われる掛け捨ての保険です。
- 高齢になるほど保険金が高くなるし、保険金を残さなければならない人も減ってくるので、基本的に死亡保険金を安くしていくことを考えていく必要があります。ただし、養う家族が増えているのなら、保険も増やすことも考える必要があります。
- 年齢を重ねるごとに段階的に死亡保険金が減る保険もあるので、たいていの人のライフプランに合っています。
払ってる時だけ補償される掛け捨ての保険だし、死亡保険金も選べるので、わかりやすい。
生命保険の終身型とは
- 終身保険は、保険期間が一生涯の保険で、亡くなれば必ず保険金がもらえます。
- 一見お得そうに見えますが、同じ保険料を決められた期間ずっと払い続ける必要がありますし、死亡率の低い若い時から保険料が高い傾向にあります。
- そして、一生涯同じ死亡保険金のものも多いですが、高齢になるほど保険金を残さなければならない人が減ってくるので、たいていの人は同じ死亡保険金である必要がないと思います。
- 終身保険は、一生涯 一定額の保険金を残さなければならない人がいるのなら入るべきですが、それ以外の人は入るメリットがほぼないです。(相続税対策になる場合もありますが、庶民に関係なさそうです。)
おばあちゃんになって現役世代の子供たちに死亡保険金を残すことを考えるよりも、自分の有意義なことに使った方が人生が豊かになりそうだね。
生命保険の貯蓄型とは
- 貯蓄保険は、定期保険と貯蓄・運用が組み合わさった保険です。
- これも一見お得そうに見えますが、保険会社の貯蓄・運用手数料はかなり高いですし、いつでも引き出せるわけではないので、メリットはほとんどありません。
- 仕組みが複雑なものが多くて素人泣かせなのに、保険の貯蓄部分を自分で投資に回した方が有利なことがほとんどですので、もっと生活や心が豊かになることにお金を使った方がよさそうです。
- お金があるといつの間にか使ってしまう人には向いていますが、自分で貯蓄や投資がある程度できる人は、保険屋さんに任せるメリットがほぼないです。
保険は保険、貯蓄は貯蓄、混ぜるな危険。
両学長がよく言われてることです。
生命保険との付き合い方
- 民間の保険に入る目的は、万が一の時に生活が成り立たなくなるような出費になってしまう場合に備えること!
これ大原則です。 - 保険に入って得する人は事故や病気で不幸になった一部の人で、ほとんどの人は不幸にならなかった分 保険料が損になるのです。気持ち的には、保険料を払ったから不幸にならなかったというある種の願掛けになりがちです。
保険を考えるときって、コストと感情がごちゃごちゃになるから、ホント難しいよ。
- 生命保険は誰にお金を残すかで考えるのが大事。稼ぎ頭の夫が亡くなった場合に、子供に必要な養育費、学費、生活費に困らないようにするために入るのが、本来の保険の目的に合っています。
- また、働き盛りで亡くなっても遺族年金があるので、生命保険がなくても最低限の生活ができるだけのお金が受けとれます。(年金には、みんながよく知ってる「老齢年金」、障害をもったときの「障害年金」、遺族の生活を支える「遺族年金」の3種類があるのです。)
- ただし、あまりお金を残しすぎると、残された家族が自立できなくなってしまうので、ほどほどが大事そうです。子供が社会人になってから自分で稼ぐ力を身につけることを促すことも大事です。
- もし、貯金が十分できているのなら、生命保険はやめてもよさそうです。保険は何もなければただの払い損なので、なるべく入らないことが理想です。
- ということで、生命保険は定期保険で十分そうです!
ひみりか家で実際に見直した 生命保険の内容
生命保険は誰にいくらお金を残すかで決める必要があるため、その時々で考え方が変わるものですが、とりあえず今のところの方針を決めました。
見直し前の生命保険
夫(40代)の生命保険
- 収入保障特約付き定期生命保険(死亡保険金総額130万円/年×5~20年 65歳まで)
保険料:月額6千円(65歳まで)
年金のように毎年130万円受け取れるが、死亡した年齢が上がっていくごとに受取総額が減っていくタイプの保険 - 終身生命保険(死亡保険金200万円 一生涯)
保険料:月額2千円(一生涯)
20歳から入っていたため、終身保険としては月額がかなり安い
私みぃ(40代)の生命保険
- 県民共済(死亡400~1000万円、入院1日5千円、通院1日1500円 など)
保険料:月額2千円
医療保険とセットになっている
- 住宅ローンを払ってる夫が亡くなった場合、団体信用生命保険で残ったローンは免除されるため、住宅ローンの残債は考慮しない。
- 子供2人が高校生になったが、まだまだ学費が必要なので、今は死亡保険金の大きな保険には入っておく(特に稼ぎ頭の夫を手厚くする)。
- 子供2人が社会人になる頃(5~7年後)を見据えて徐々に減らしていく。
- 子供が若いうち(あと20年くらい)は自分たちのお葬式代になるくらいの保険に入っておく。
- 夫の終身保険は生涯補償で月額が安いので、ずっと残しておく。
見直し後の生命保険
今のところの方針を決めて改めて入っている保険を見直したところ、見直す必要がないと判断しましたので、今は生命保険を見直さないことにしました。
ただ、子供が社会人になるまではもう少し生命保険を増やしてもいいかなと思っています。
ひみりか家の保険は親戚の方を通じて入ってて、全部お任せだったけど、年齢や家族構成を考えて、段階的に内容を変えてくれてて助かったよ。
見直しをやってみて良かったこと
- どれを選んでいいのか、どう考えていいかわからなった生命保険について、これからのライフプランを見据えて考えることができました。
- 基本的な考え方が整理できたので、今後のライフプランが思ってもみないことになっても、自信をもって対応できそうです。
- そしてこれが1番大きかったのですが、やはり子供のことが心配なので、できるだけたくさん保険金で残せたらと思っていました。ですが、死亡保険金をたくさん残すために保険料を払い続けるよりも、自分たちが健康でたくさん貯金している方を目指す方が大事だってことがわかり、とてもスッキリしました。
やっぱり、高齢になっても子供に負担をかけないように、保険料よりも健康に投資ってことだね。
今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!