がん保険はどうすればいい?2人に1人ががんになる時代の考え方とは

みぃ

こんにちは~ みぃ です!

本やYouTubeなんかで得たことを少しずつ試しながら、家計のためになりそうないいことをのんびりやっています。

いろいろ試してきた中で特に良かったことを、もっと家計を見直したいって考えてる方のためにどんどん紹介していきまーす。

保険はとりあえず入れば安心ではない! 当たり前に入ると思っていた がん保険を見直しました

【保険見直しシリーズ第二弾】
厚生労働省は2人に1人ががんになると発表していますし、がん保険のCMもよく見るので、なにか対策が必要って焦ってしまいます💦
それに、がんになるとかなりの治療費がかかりそうだし、仕事どころじゃなくなるので、保険でカバーしなければって思うのは当然のことだと思います。

でも、医療保険を見直したときもそうでしたが、自分や周りの人の思い込みと実際の状況にはけっこう違いがあったりします。
そこで、前回の医療保険の見直しに併せて、がん保険についてもいろいろ調べて、保険の見直しをやってみました。

なので、調べてわかったこと、実際に見直した内容、見直して良かったことを紹介しまーす。

がんって聞いただけで、お金でなんとかなるならって思っちゃうよ。

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目次

調べたもの

今回もリベラルアーツ大学の両学長が書かれた本を参考にしました。
両学長のYouTubeはほぼ毎日見てます。

・両@リベ大学長 (著)(2020)『本当の自由を手に入れる お金の大学』朝日新聞出版

こちらの本も参考にしました。保険を考えるうえでは外せません。

・後田 亨 (著), 永田 宏  (著)(2019)『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』講談社

・末永 健 (著)(2020)『書けばわかる! わが家にピッタリな保険の選び方 』翔泳社

・そのほか、厚生労働省やネット上のいろんなサイト、YouTubeを参考にさせていただきました。

いろいろ調べてわかったこと

国の保険制度(健康保険)はどんな内容

  • 日本人は全員、健康保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)という公的な保険に加入することが義務付けられていて、健康保険証を持っていけば、所得とか関係なくどこでも治療が受けらる。そして、治療費の自己負担は原則3割で、あとは国が払ってくれるのです。
  • さらに健康保険には高額療法費制度というスゴイ制度があり、1月の医療費の自己負担額が一定の金額を超えた場合、それ以上は国が払ってくれる。その金額は、平均的な会社員で1月の全治療費が200万円だった場合だと、8万4千円くらいで、それ以上は負担する必要がないのです。なので、1月まるまる入院しても、治療費は10万円くらい見とけば十分ってこと!
  • そのうえ、傷病手当金というのがあって、病気やケガの治療で働けなくなったときに、月給のだいたい3分の2くらいの金額を最長1年半支給してもらえます。
  • さらにさらに保険料(給料天引きだけどT_T)は会社が半分払ってくれるし、扶養に入っている妻や子供は払わなくていいのです。
  • ちゃんとわかってみると、国の健康保険って払ってる保険料が多い分、そうとういい保障内容になっているのです。
みぃ

がんになった時に民間の保険に入っていなくても、まとまった貯金があれば、生活が成り立たなくなるってことはなさそうだね。

がんになる確率と死亡する確率

  • 厚生労働省は2人に1人ががんになると発表していますが、それは生涯を通じてなるということで、実態は、ほとんどの人にとって80歳以上のことなのです。
  • 国立がん研究センターがん情報サービス(2021年02月)の情報によると、
    40歳男性が今後がんにかかる確率は、今後10年で1.6%、20年で6.9% 30年で21.3%、
    40歳女性が今後がんにかかる確率は、今後10年で4.1% 20年で10.4% 30年で19.5% です。
  • もうひとつ国立がん研究センターがん情報サービス(2021年02月)の情報によると、
    40歳男性が今後がんで死亡する確率は、今後10年で0.3% 20年で1.5%、30年で5.6%、
    40歳女性が今後がんで死亡する確率は、今後10年で0.4% 20年で1.6% 30年で3.9% です。
  • 昔に比べて、がん患者は増えていますが、その理由は高齢者が増えているのと、検査の普及(乳がん・子宮がん検診)と、検査技術進歩による早期発見なので、今後も増えて当然ということです。

平均寿命までに2人に1人ががんになるわけではないし、がんで亡くなる確率って思ってるほど高くないんだね。

がん保険ってどんなことを考えればいいの?

  • 民間の保険に入る目的は、万が一の時に生活が成り立たなくなるような出費になってしまう場合に備えること!
    これ大原則です。
  • 掛け捨てのがん保険に入ってすぐがんになれば、お金の面ではかなりの得になるけど、例えば毎月3千円の保険料を払わずに30年以上貯金すれば100万以上になるので、がんになる確率からすれば、貯金した方が得する可能性が高いのです。それに、毎月3千円を30年間 積み立て投資すれば、平均的な利回り(4%)なら200万円以上になっています。
みぃ

投資のことは、別の記事で紹介します。

  • がん保険に入れば、がん治療の先進医療特約を数百円で付けることもできるけど、特約なので単体で入れないし、先進医療は実際に実施されている件数も多くなし、もし効果が高ければ今後健康保険の対象になるから、利用する確率はかなり低いみたい。
  • 統計的には、平均寿命より若いうちにがんになる人よりも、長生きする人の方が多いので、がんに備えて若いうちから保険料を払うよりも、長生きに備えて貯蓄する方が経済的なる可能性が高いのです。

ひみりか家で実際に見直した がん保険の内容

医療保険とセットなので、結論は医療保険の見直しと同じです。

見直しのがん保険(2人で月額8千円)

夫(40代)の医療保険

  • 医療保険がん特約(がん診断給付100万円、通院1日2千円 など)
    保険料:月額5千円(がん特約の部分)

私みぃ(40代)の医療保険

  • がん保障医療保険(がん診断給付100万円、がん手術20~40万円、がん入院1日1万円など)
    保険料:月額3千円
見直しのポイント
  • 病気やケガと同じように、がんにも貯金で備えるために、保険よりも貯金を優先する。
    (保険金を払う⇒貯金ができない⇒保険に頼るしかない の悪循環から脱出!)
  • 見直しで浮いた金額はすべて貯金する。
  • 女性はがん検診で若いうちに乳がんや子宮がんが早期発見される可能性が高いため、
    最小限のがん保険として県民共済の特約を付ける。

見直しのがん保険(2人で月額8千円)

夫(40代)の医療保険

  • なし

私みぃ(40代)の医療保険

  • 県民共済のがん特約(がん診断給付50万円、がん手術5~20万円、がん入院1日5千円など)
    保険料:月額1千円

見直してみて良かったこと

  • 月額7千円の節約(医療費全体では1万5千円)になり、10年間で84万円貯金できることになりました。
  • 保険が最小限なので、なるべく病気しないように健康に気を付けようと、かなり意識が高まりました。
  • そしてこれが1番大きかったのですが、よくわからないのと、なんとなく入ってないと不安ということから、保険金を払い続けていましたが、自信をもって選択できたので、ずっとモヤモヤしてたのがスッキリしました。
みぃ

そもそも病気に備えるのは保険ではなくて、健康になるための体への投資ってことだね。

その他 気になったこと

保険に関連して、最近、自転車保険への加入が法律で義務化されている自治体が増えています。
自転車でほかの人に重傷を負わせてしまうと多額の賠償金が発生してしましますので、子供も含めて、少しでも自転車に乗るなら入るべきです。
でも、自動車保険のオプションで適用されていることも多いので、よく調べてから入った方がよさそうです。

自転車に乗る機会が少しでもある人は、こんなような安い保険ですので、検討してみてくださいね。

今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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