本当に必要な医療保険とは!コスパと不安感の両方から考えてわかったこと

みぃ

こんにちは~ みぃ です!

本やYouTubeなんかで得たことを少しずつ試しながら、家計のためになりそうないいことをのんびりやっています。

いろいろ試してきた中で特に良かったことを、もっと家計を見直したいって考えてる方のためにどんどん紹介していきまーす。

保険はとりあえず入れば安心ではない!
身内に保険屋さんがいるのに 医療保険が本当に必要なのか考えてみました

【保険見直しシリーズ第一弾】
保険ってよくわからないので、保険屋さんの話を聞くとついつい多く入りがちになってしまいます。
かといって、自分で調べるには時間がかかるし、入らないとなんとなく不安が残るし...
それに、ひみりか家は親戚に保険屋さんがいるので、保険は専門家にお任せってことで、ぜーんぶ言われたとおりに入っていました。

そんな中、子供が中学生の頃、肺気胸で1か月ほど入院したことがありました。
手術もしたので数十万単位の支払いをしました。
かなりの痛手でしたが、その時は お金で治るならいくらでもって思ってました。
でも、支払った後、行政から高額療養費として大半が返ってきたのです。
しかも保険金ももらえたので、結局、支払った以上の金額が戻ってきました。

いやー 子供も全快して、お金も返ってきてめでたしめでたし。
ってことで見過ごせませんでした。なんで病気したのにこんなにプラスになってるの?
しかも掛け金激安の子供の共済保険で。

大きな病気や怪我をした人からたまに聞く話ですが、実際に直面すると、なんかモヤモヤでいっぱいでした。
もしかして行政の制度をちゃんと考えれば、掛け捨ての保険よりも貯金したほういいんじゃないっていう疑問にぶち当たりました。

そこで、これを機会に保険屋さんの常識に任せるのではなく、節約も兼ねて いろいろ調べてみました。
その結果、自分が納得のいく保険に見直すことができました。

なので、調べてわかったこと、実際に見直した内容、見直して良かったことを紹介しまーす。 

保険ってみんなたくさん入ってるから、できるだけいろんなのに入ればいいって思ってたよ。 

みぃ

その方が安心だもんね。でも、何十年も保険屋さんへ払った分を貯金してたら かなりの金額になるんだよねー

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目次

調べたもの

リベラルアーツ大学の両学長が書かれた本を参考にしました。
両学長のYouTubeはほぼ毎日見てます。

・両@リベ大学長 (著)(2020)『本当の自由を手に入れる お金の大学』朝日新聞出版

こちらの本も参考にしました。保険を考えるうえでは外せません。

・後田 亨 (著), 永田 宏  (著)(2019)『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』講談社

・末永 健 (著)(2020)『書けばわかる! わが家にピッタリな保険の選び方 』翔泳社

・そのほか、ネット上のいろんなサイトやYouTubeを参考にさせていただきました。

いろいろ調べてわかったこと

国の保険制度(健康保険)はどんな内容

  • 日本人は全員、健康保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)という公的な保険に加入することが義務付けられていて、健康保険証を持っていけば、所得とか関係なくどこでも治療が受けらる。そして、治療費の自己負担は原則3割で、あとは国が払ってくれるのです。
  • さらに健康保険には高額療法費制度というスゴイ制度があり、1月の医療費の自己負担額が一定の金額を超えた場合、それ以上は国が払ってくれる。その金額は、平均的な会社員で1月の全治療費が200万円だった場合だと、8万4千円くらいで、それ以上は負担する必要がないのです。なので、1月まるまる入院しても、治療費は10万円くらい見とけば十分ってこと!
  • そのうえ、傷病手当金というのがあって、病気やケガの治療で働けなくなったときに、月給のだいたい3分の2くらいの金額を最長1年半支給してもらえます。
  • さらにさらに保険料(給料天引きだけどT_T)は会社が半分払ってくれるし、扶養に入っている妻や子供は払わなくていいのです。
  • ちゃんとわかってみると、国の健康保険って払ってる保険料が多い分、そうとういい保障内容になっているのです。
みぃ

大病したときに民間の保険に入っていなくても、生活が成り立たなくなるような負担にはならないってことだね。

民間の保険に入る場合、どんなことを考えればいいの?

  • 民間の保険商品には、加入者への支払額よりも加入者からの負担額の方が多くなるものしかないので、健康保険のような国の手厚い制度に勝るものはないです。
  • 民間の保険に入る目的は、万が一の時に生活が成り立たなくなるような出費になってしまう場合に備えること! 万が一の出費が100万円だとしても、月に2万円の保険料を払っているのなら、2万円×12か月×5年=120万になるので、貯金した方がお得になる可能性がだんぜん高いのです。
みぃ

万が一が5年に1回も起きるなら、なんか別の対策が必要かも。

  • なので、民間の保険で必ず入った方がいいものは、小さな子供がいて家族を養っている人の生命保険や、他人を死傷させてしまったときの対人賠償保険(自動車保険など)や、火災保険など。
  • それ以外の保険は、それぞれの人の状況により異なるが、貯金がそれなりにできていれば対処できるので、多くの人は払いすぎていることが多いみたい。
  • それと、保険はあくまで万が一に備えるものなので、貯蓄とセットになった商品に入っても、手数料をとられている分、自分で貯蓄や投資をするより有利になることはないのです。
  • 民間の保険に入る目的は、万が一の時に生活が成り立たなくなるような出費になってしまう場合に備えること!
    これ大原則です。

親戚の保険屋さんが、自分でコツコツ貯金できない人が多いから保険が商売として成り立ってるって言ってたよ。
保険って理屈じゃないところが大きいのかも。

みぃ

それに、病気とか不幸になったときに、なにか一つくらい得することがほしいなってのは、心情的によくわかるよねー

ひみりか家で実際に見直した医療保険の内容

まずは、医療保険から見直しました。生命保険やがん保険(医療保険の一部ですが)は、長くなってしまうので、別の記事で紹介します。

見直しの医療保険(2人で月額2万円)

夫(40代)の医療保険

  • 終身医療保険(入院1日5千円、手術2~10万円、通院1日3千円 など) 
    保険料:月額5千円
  • がん特約付き医療保険(入院1日5千円、手術約2~10万円、がん診断給付100万円、通院1日2千円 など)
    保険料:月額1万円

私みぃ(40代)の医療保険

  • 県民共済(入院1日5千円、通院1日1500円、死亡400~1000万円 など)
    保険料:月額2千円
    生命保険とセット
  • がん保障医療保険(がん診断給付100万円、がん手術20~40万円、がん入院1日1万円など)
    保険料:月額3千円
見直しのポイント
  • 病気やケガに貯金で備えるために、保険よりも貯金を優先する.
    (保険金を払う⇒貯金ができない⇒保険に頼るしかない の悪循環から脱出!)
  • 見直しで浮いた金額はすべて貯金する。
  • 最小限の医療保険として、生命保険と医療保険がセットの県民共済に入る。
    (理屈ではわかっていても、医療保険まったくなしは不安で落ち着かない)

見直しの医療保険(2人で月額5千円)

夫(40代)の医療保険

  • 県民共済(入院1日5千円、通院1日1500円、死亡400~1000万円 など)
    保険料:月額2千円
    生命保険とセット

私みぃ(40代)の医療保険

  • 県民共済(入院1日5千円、通院1日1500円、死亡400~1000万円 など)
    保険料:月額2千円
    生命保険とセット
  • 県民共済のがん特約(がん診断給付50万円、がん手術5~20万円、がん入院1日5千円など)
    保険料:月額1千円

見直してみて良かったこと

  • 月額1万5千円の節約になり、5年間で90万円貯金できることになりました。
  • 医療保険が最小限なので、なるべく病気しないように健康に気を付けようと、かなり意識が高まりました。
  • そしてこれが1番大きかったのですが、よくわからないのと、なんとなく入ってないと不安ということから、保険金を払い続けていましたが、自信をもって選択できたので、ずっとモヤモヤしてたのがスッキリしました。
みぃ

そもそも病気に備えるのは保険ではなくて、健康になるための体への投資ってことだね。

ということで、健康の方のこともいろいろためしているので、よかったらご覧ください。

その他 気になったこと

保険に関連して、最近、自転車保険への加入が法律で義務化されている自治体が増えています。
自転車でほかの人に重傷を負わせてしまうと多額の賠償金が発生してしましますので、子供も含めて、少しでも自転車に乗るなら入るべきです。
でも、自動車保険のオプションで適用されていることも多いので、よく調べてから入った方がよさそうです。

自転車に乗る機会が少しでもある人は、こんなような安い保険ですので、検討してみてくださいね。

今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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