これ以上美味しい勝負メシはないかもしれない！勝ち確定の最強カツカレー

勝負メシなのに食べ過ぎで動けなくなるくらい美味しい「カツカレー」ができちゃいました！

勝負メシと言えば、トンカツ、カツ丼、カツカレー などなど。我が家の勝負メシは断然「カツカレー」です。
「カツカレー」って、もともとトンカツとカレーの最強コンビですし、トンカツをスーパーで買ってきて、いつものカレーをご飯にかけてもできちゃうので、「レシピなんていらねー」って思ってません？
私もそう思ってテキトーに作っていました。

でも、テキトーでもかなり美味しいので、「ちゃんと作ったら さらなる高みに登れるのでは」と期待して、何回か試してみました。「カレーはもう飽きた―」っていう苦情を処理（無視）しつつ頑張りました。
そして、ついに納得の味が完成しました。

なので、「レシピの内容」はもちろんのこと、「つくってみて良かったこと」や、「工夫したこと」も紹介したいと思います。

「カツカレー」が好きな方や、他の人の作り方が気になっている方、レシピを固定したい方の参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

レシピの概要

今回は、カレーとトンカツのバランスを重視した 「ひみりか家のオリジナルレシピ」です。

材料（４人分）

カレールー

• 玉ねぎ　大1個　　４等分してからスライサーで薄くする
• 人参　１/２本　　いちょう切りにする
• ジャワカレー中辛　１/２箱　　辛いのがお好みの方は辛口で
• 水　６５０ｃｃ　　少し多めの方がさらっとして、カツの衣によく染みて美味さアップ！
• バター　２０ｇ
• ニンニク　１~２片　　すりおろしておく
• ライス　適量
• パセリ少々　最後にライスにかけるとおしゃれ感が増す　

トンカツ

• 豚肉（ロース　トンカツ用）　４枚
  筋切りしておく（豚肉の脂身と赤身の境目の筋に 等間隔に包丁の刃先を下まで刺すように切っておく）
• バッター液　　小麦粉大さじ３、卵１個、水３０ccを混ぜる
• パン粉（細目）　適量

つくり方（４人分）

カレールー

1. スライスした玉ねぎを大きめのお皿に入れ、ラップをかけて６００Wで３分 レンチンする
2. ①のラップを外してもう３分 レンチンする
3. フライパンへバターと②を入れ、飴色になるまで弱火から中火でじっくり炒める
4. 人参を加え、さらに弱火から中火で炒める
5. 水を加え、ひと煮たちしたら、ルーを入れてとろみがつくまで混ぜる

トンカツ

1. 筋切りした豚肉（トンカツ用）に塩コショウをまぶす
   時間に余裕があれば ミートハンマーや綿棒で叩いて薄く伸ばす
   理由はこちら
2. 豚肉をバッター液へくぐらせ、パン粉をつける
   バッター液はシリコンの刷毛で塗ると１枚に対する量が調節しやすい
3. 約１８０度の油で揚げ、食べやすいサイズに切る

仕上げ

1. スープ皿にライスを半円状に盛り付け、ライスの上に切ったトンカツをのせる
2. ライスを盛り付けていない方にカレールーを盛り付け、トンカツにも少しかける
3. ライスにパセリをちらして完成！

ひみりか家のカツカレー

見た目で勝ち確になるように、ハヤシライスの時と同じような盛り付けにして、高級感を演出しました。
やっぱり、白いスープ皿は万能です。
撮影タイムが短すぎて パセリかけ忘れました．．．

つくってみて良かったこと

①トンカツとの相性が抜群なカレールーがわかった

市販のルーをいろいろ試しましたが、「ジャワカレー」が最強に合うことがわかりました。
他のルーも十分美味しいんですが、トンカツとの一体感という意味では「ジャワカレー」が一番でした。
たぶんルーに入っているスパイスがトンカツと合っているんだと思いますが、市販のとんかつソースを超えてるんじゃないかとさえ思います。

➁市販のルーは あまり手を加えない方が美味しいことがわかった

人類は太古の昔からカレーには隠し味が必要だと思い込んでいます。
コーヒーやチョコレート、はちみつ、ウスターソース、ケチャップなどなど。
ですが、こと「カツカレー」に関しては、すでにこってり複雑な味になっているので、市販のルーだけの方が美味しいと思いました。
ルーとたまねぎだけで急いで作ったときに、かなり美味しく感じたので、確信しました。

③所要時間によって作り方を柔軟にかえることができる

今回のレシピどおりにつくるのが一番美味しいです。
ですが、時間のない時は、スーパーの総菜コーナーでトンカツを買ってきて、ルーと水と冷蔵庫にある野菜だけで作ったカレーをかけただけでも、十分美味しくできます。
料理初心者の最初のレシピはこれでいいんじゃないかなーって思います。

工夫したこと

①玉ねぎを薄くスライスしてレンチンしてから飴色まで炒める

飴色まで炒めた玉ねぎは重要なポイントですが、じっくり炒めるのに時間がかかるのがネックでした。
でも、要は水分飛ばせばいいだけじゃない？って思って、レンチンしてから炒めたら、飴色にするまでかなりの時短になりました。
しかも、薄くスライスして、玉ねぎが小さくなりすぎないようにしたので、炒めやすくもなりました。オニオンスープに応用できそうです。

➁ルーが染みた衣とお肉が絶妙なバランスになるように豚肉を薄く伸ばして揚げた

スーパーで買ってきた分厚い豚肉をトンカツにすると、カレーよりトンカツが勝ってしまっていると感じていました。
なので、トンカツ用の豚肉をミートハンマー（綿棒でも可）でたたいて伸ばしたら、ちょうどいいんじゃないかなって試したところ、絶妙なバランスになりました。
これにライスが合わさると人類最強、負ける気がしないです。

お気に入りの調理グッズ

サラダスピナー

こってりなカツカレーには ぜひサラダを合わせたいところです。
なので、サラダの野菜はよく洗って水切りを効率良く行うのに、こちらの「サラダスピナー」が便利です。
ひみりか家はサラダを毎日つくるので、洗いやすさ重視で選びました。

こめ油（加熱用の油）

ひみりか家では、加熱用の油は「こめ油」を使っています。
こめ油は、脂肪酸バランス（飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランス）が良く、加熱しても酸化しにくいため、揚げ物に最適だと思います。（酸化した油を摂取すると体内で活性酸素が発生し体に悪影響が出やすい）
使っているのは三和油脂さんの「まいにちこめ油」です。
ホントは「圧搾一番しぼり」のものを使いたいのですが、毎日使うことを考えるとかなり高価です。
なので、コスパを考えて「溶剤抽出製法」のものにしていますが、健康面のことを考えると、サラダ油などを使うよりも全然いいと思ってます。

今回は以上でーす。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！